「堂本印象の世界展」後期展示が始まりました。京都伝統の花鳥画はもちろん、歴史画、人物画、風俗画、そして抽象画など幅広い画域と革新性を併せ持った堂本印象の世界観を堪能できる充実した内容となっています。会期は9月2日(日)まで。*7月22日(日)にはトークイベントもあります。

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現在の展覧会「芸術の旅人 堂本印象の世界展   ~エスキスからタブローへ  情熱の真髄~」
 

展覧会概要
【会期】2018年4月29日(日)~2018年9月2日(日)
前期:2018年4月29日(日)〜7月1日(日)
後期:7月5日(木)〜9月2日(日)(7月2日〜4日は展示替えのため休館)
【休館日】 火曜・水曜日(5/1(火)5/2(水)は開館)
【開館時間】午前10時〜午後5時(最終入館 午後4時半)
【入館料】 一般800円 中高生500円 小学生以下無料 障害者手帳お持ちの方無料(団体20名以上1割引)
【主催】 公益財団法人 金谷美術館
【後援】 千葉県/富津市/富津市教育委員会/読売新聞千葉支局/朝日新聞千葉総局/千葉日報社
【協力】 特別協力:京都府立堂本印象美術館 協力:株式会社 たづアート
【会場】 公益財団法人 金谷美術館〒299-1861 千葉県富津市金谷2146-1  電話0439-69-8111

【展覧会趣旨】

近代日本画壇を代表する画家、堂本印象の特別展を開催します。
京都府立堂本印象美術館より作品をお借りして、前期・後期合わせて74点を展示いたします。京都を代表する日本画家、堂本印象の作品が関東でこのような規模で展示されることは滅多になく、京都一流の芸術を広くご覧いただく良い機会になることと思います。
堂本印象は日本画家でありながら、風景画、風俗画、宗教画など多様な技法を使い分け、特に晩年になってから抽象画へと表現の幅を広げたことは、日本のみならず世界を驚かせました。また、本展の特徴として、いわゆる本画と呼ばれる作品以外に、小下絵や下描きなどを本画と並べて展示することで、堂本印象の制作の軌跡をたどることができます。日本画の制作に欠かすことのできない小下絵や写生は本画の原点であり、それらを間近に見ることで、堂本印象芸術が生まれる瞬間に立ち会える喜びを味わえるものと思います。

【堂本印象について】

明治24年、京都府に生まれた堂本印象は、京都市立美術工芸学校(現・京都市立芸術大学)を卒業後、西陣織の図案描きをした後、日本画家を志し、展覧会に出品するようになります。初期の作品「坂」(1924年)では大正の雰囲気を日本画でみずみずしく描き上げ、また、帝展出品作品などでも受賞し、画壇に確固たる地位を築きます。
戦後は「メトロ」(1953年)など社会の世相を反映させた作品で画壇に旋風を起こし、時代に挑戦する気概を抱いて制作に臨みました。そして、昭和30年以降は抽象画に移行し「回帰」(1963年)や「はるかなる海」(1967年)など日本画の枠を超えた表現で、日本のみならず、世界に大きな影響を与えました。宗教画も多く手がけ「観音と文殊」(1943年)や「十字架」(1954年)など仏教やキリスト教への造詣の深さをうかがわせます。
日本画壇の中枢で後進の育成にも熱心だった堂本印象は、昭和36年に文化勲章を受章します。伝統的な日本画のみならず仏教画、風景画、風俗画、抽象画など様々な技法を使い分け、その華麗な変遷は世間を驚かせ、時代を先取りした表現は今でも若い表現者に影響を与えています。


 

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